【外壁塗装】クラックが発生する原因とは?|種類や対処法を解説

2024.02.27


・「外壁のクラックは何が原因で起こる?」
・「クラックを発見した場合の対処法は?」

クラックとは、外壁に発生するひび割れのことを指します。
クラックが起きている原因は、外壁塗装の経年劣化や地盤の不動沈下などさまざま。

そのため、住まいの外壁にひび割れを発見した場合は、何が原因で起きているクラックなのか判断することが重要となってきます。

そこで今回は、上記のような疑問を持つ方に向けて「外壁にクラックが発生する原因」や「クラックの種類」、「発見したときの対処法」を解説していきます。

外壁にクラックが発生する原因とは?


それでは、まずは外壁にクラックが発生する原因には一体どのようなものがあるのか、確認していきましょう。

●地震や車の振動が原因

大きな道路沿いに住宅が建っている場合、「車が道路を通過したときに起こる振動」や「地震による揺れ」が原因で外壁にクラックが発生することもあります。

●住宅の構造

また、設計ミスや補強材の不足など「住宅の構造」に問題がある場合も、クラックは発生します。

●外壁塗装の経年劣化

クラックの多くは、外壁塗装の「経年劣化」が原因で発生します。

外壁塗装は、永久的なものではなく新築時や前回の塗装から年月が経過し劣化すると、クラックを含めたさまざまな劣化の症状が外壁に表れます。
そのため、外壁に使用した塗料の耐用年数が近づいていたり前回の塗装工事から年月が経過している場合は、経年劣化が原因で起こっているクラックの可能性が高いといえるでしょう。

そのまま放置してしまうと、クラックから雨水などが住宅の内部に浸入し、雨漏りなどが発生する原因となってしまうため注意が必要です。
外壁にクラックを発見した場合は、まずは外壁塗装業者に外壁の状態を見てもらうことがおすすめです。

●施工不良


外壁のクラックは「施工不良」によっても起こります。

外壁塗装工事では、工程ごとに塗料をきちんと乾燥させることが大切です。
しかし、雨や湿気が多く塗装作業に向いていない日に無理矢理工事を進めてしまった場合には、塗料が十分に乾燥せず施工不良が起こる原因になります。

また、施工不良は外壁材と相性の悪い下塗り塗料を使用してしまったときなどさまざまなことが原因で起こるため、前回の塗装工事からわずか数年でクラックが起こった場合は、施工不良の可能性があるためまずは依頼をした外壁塗装業者に連絡をし外壁を確認してもらいましょう。

クラックの種類と発見したときの対処法


クラックの種類は、一種類だけではなくさまざま。
発生したひび割れの幅や深さによって種類が分類されます。

続いては、クラックの種類とその特徴、実際にクラックを発見したとき対処法をチェックしていきましょう。

●ヘアークラック


「ヘアークラック」は、ひび割れの幅が0.3mm以下、深さが4mm以下のひび割れのことです。

ヘアークラックの「ヘアー」は髪の毛を意味しており、髪の毛のように細いひび割れはヘアークラックと呼ばれます。
一般的にヘアークラックは塗料塗膜の劣化が原因で発生し、塗装で重ね塗りをすることによって埋めることができます。

このクラックを発見した場合は、専門の業者に外壁の状態を見てもらい、外壁塗装の塗り替えが必要なタイミングかどうか判断してもらいましょう。

●構造クラック


「構造クラック」は、ひび割れの幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れのことをいいます。

構造クラックは、建物の構造に欠陥がある場合や地盤の不動沈下、基礎の劣化などが原因で建物に負荷がかかり、躯体が傾いてしまうことで起こります。
このクラックは塗膜表面にひび割れが起こるヘアークラックとは違い、外壁の内部からひび割れが起こっていることが特徴です。

そのまま放置してしまうと建物が倒壊してしまう恐れもあるため、発見した場合は早急に専門業者に点検と補修を依頼するようにしましょう。

●縁切れクラック

「縁切れクラック」は、主に湿式工法で施工されたモルタル外壁に発生するひび割れです。

雨などが原因で塗装工事の作業を途中で中断し、また作業を再開した場合に「前に塗った箇所」と「新しく塗った箇所」と乾燥に差が出ることでこのクラックは発生します。

●乾燥クラック


「乾燥クラック」は、縁切れクラックと同様湿式工法で施工されたモルタル外壁によく見られます。

この乾燥クラックは、至近距離でないと確認できないほどのひび割れです。
塗装工事の際に塗料を乾燥をさせている過程で水分が蒸発し、乾燥と収縮が起こることで発生します。

●開口クラック

「開口クラック」は、扉や窓枠の開口部周辺に発生するクラックのことです。

開口端部から斜めにひび割れが発声している場合は、開口クラックである可能性が高いです。
扉や窓枠の開口部は、雨水が通りやすい場所でもありひび割れを放置してしまうとそこから雨水が住宅の内部に浸入してしまう原因となるため、発見した場合は早めに専門業者に相談を行いましょう。

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倉富建装では、住宅の外壁塗装や屋根塗装、コーキング工事などを承っております。

ぜひ、外壁にひび割れが発生した場合は、当社にお気軽にご相談ください。
確かな腕と幅広い知識を持つ職人が、お客様の大切な住まいを守るため丁寧で高クオリティなサービスをお届けいたします。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、外壁に発生するクラックについて詳しく解説しました。
この記事によってあなたの疑問や不安が解決し、スムーズに業者に依頼を行うための参考となりましたら幸いです。


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